【LINEマンガ】全知的な読者の視点から

漫画まとめ

漫画アプリ『LINEマンガ』で 絶対に読むべきおすすめ作品「全知的な読者の視点から」

原作:singNsong
作画:Sleepy-C

LINEマンガは「無料チャージ」を利用することで様々な作品を最後まで無料で読むことができるアプリです。LINEマンガは他のマンガアプリと違って日本国内のマンガだけではなく、韓国のマンガも読めるアプリです。日本はマンガの先進国と言っても過言ではありませんが、今回ご紹介する「全知的な読者の視点から」は別格の面白さがあります!2023年2月現在138話まで掲載中となっています。

LINEマンガ

マンガ好きに絶対におすすめしたい作品です。もし、この記事を読んで少しでも興味がありましたら是非「LINEマンガ」で続きを読んでみてください。

「全知的な読者の視点から」のあらすじ

「全知的な読者の視点から」は今までの世界が滅亡し、現実と小説の世界が入り混じった世界の中で唯一小説の結末を知っている主人公が滅亡した世界を救うことができるのか?という物語になっています。作中で登場する小説とは「滅亡した世界で生き残る3つの方法」というウェブ小説のことを言います。総連載回数は3149回と多く、しかし平均アクセス数は1.9件というほとんど人の目に触れていないであろうファンタジー小説となっています。主人公はこの「滅亡した世界で生き残る3つの方法」を略して「滅生法(めっせいほう)」を10年間欠かさず読み続けている人物となります。

つまり、現実と小説の世界が入り混じり世界が滅亡した状況で「結末」を知っている唯一の人間が本作の主人公となります。

物語はこの主人公が「滅生法」最終話とをエピローグを読み終えたあと作者とのメッセージのやりとりをしたあと、あるメッセージとファイルを作者からもらい受けます。すると、どこからか「第8612惑星系の無料サービスは終了しました これよりメインシナリオが始まります」というアナウンスが始まり、一瞬にして世界が滅亡してしまいます。そして現実では起こり得ないようなことがいくつも起き、主人公は現実世界と自分が読んでいた小説「滅生法」の世界が合わさってしまったことをいち早く気づきます。小説の通りに進んでいく滅亡してしまった世界を主人公が「滅生法」の知識を活かして辛うじて生き延びていく…といったストーリーとなります。

では、ここからLINEマンガで無料公開されている第1話を少しだけストーリーとともに読み進めていきたいと思います。

主人公は冴えないサラリーマンの男性

主人公の名前は「キム・ドクシャ」。地方の三流大学を卒業し大企業系列の会社で契約社員として働く27歳の男性です。外見は少し頼りげない風貌をしており気弱でやさしそうな青年といった印象です。

LINEマンガ[全知的な読者の視点から]

いつものように会社の帰りにウェブ小説を読みふけっています。今日は彼にとって特別な日のようで食い入るように自身のスマホを見ています。すると…同じ会社の人事部の「ユ・サンア」という女性から話しかけられます。このユ・サンアは会社の中でも男性社員に1番人気と言われるほど美しい女性です。

キム・ドクシャは、自分とユ・サンアとは「人生のジャンルが違う」と思っているようで少しギクシャクした会話が電車内で続きます。ドクシャはウェブ小説である「滅亡した世界で生き残る3つ方法」を読んでいることを人前で話すことに少し恥ずかしいという気持ちがあるようで、その小説を読んでいることをユ・サンアに伝えようとしませんでした。

ですが、彼にとって10年間読み続けてきたこのファンタジー小説「滅生法」のエンディングを迎えた日なのでどうしても読みたい様子です。滅生法は彼が過去いじめに遭っていた頃も、大学受験に失敗し地方の三流大学に入った時も韓国の軍隊への入隊時、一番キツい部署に配属された時も、転職を繰り返し契約社員として働いている今も心の支えになっている小説のようです。

全部で3139話もある長編ファンタジー、平均アクセス数が約1件というまさにキム・ドクシャのための小説といっても過言ではありません。その小説のエピローグを読み進めていると「滅生法」の作者からダイレクトメッセージが届きます。

内容は「おかげさまで最終話までかけました、コンテストでも入賞したんです」といった内容でキム・ドクシャに対してお礼をいう内容のメッセージでした。そして、キム・ドクシャに対し「特別なプレゼントを贈りたい」と言います。キム・ドクシャは「ギフトカードでもくれるのかな」と少し嬉しそうな様子でそのプレゼントを受け取ります。

しかし、「滅生法」の作者からのプレゼントは

「読者さま、本日午後7時より有料となります。これがお役に立つと思います。ご健勝をお祈りします」

と書かれたメールとあるテキストファイルを受信しただけで特にギフトカードなどのプレゼントがあった様子はありません。そして時計は18時55分を指していました。キム・ドクシャ自身も「お気に入りリスト」に入っていないか探してみたものの見当たらず、さらに「滅生法」の作品もキム・ドクシャのスマホから消えているようでした。

すると、急に周りがパッと暗くなり金属の不快な轟音とともに電車がコントロール不能の状態に陥ってしまっていました。そして時計は19時00分を指しました。

キム・ドクシャは先ほどの「滅生法」の作者からのメールにあった「19時から有料化」というメッセージが頭にふと浮かびます。そして電車の車内から赤い稲光のようなものが鳴り響き、謎の声がこう告げます。

第8612惑星系の無料サービスは終了しました。これよりメインシナリオが始まります。」と…

以上が「全知的な読者の視点から」の1話に収録されている内容でした。この時点ではまだまだ序盤中の序盤で何が起こっているのかはまったく把握できませんが、平和な日常から小説と現実が混じり合う瞬間が垣間見れるのではないでしょうか。「全知的な読者の視点から」は、ただの単純なデスゲームやよくある「俺なにかやっちゃいました?」系のような展開ではなく、小説の世界線が徐々に現実に溶け込んでいく新感覚のバトルファンタジーでなんです!

物語の設定もかなり複雑で1回読んだだけでは理解が難しいかもしれません。なので設定を少しだけ説明したいと思います。2話目以降のネタバレを含みますので、漫画の中だけで完結したい方はブラウザバックしていただいても大丈夫です!

「滅生法」の世界

LINEマンガ[全知的な読者の視点から]

滅生法の世界は、生き延びている生存者にはスキルや特性が付与されています。スキルや特性のランクまで事細かく決められていますが、ほどんどのスキルや特性はまだまだ未発達で「才能はあっても経験がないからうまく使えない」といった状態です。また、そんな生存者たちを支援する「星座」という超常の存在も登場します。

星座とは

星座とは生存者たちをまるで画面の外から見ているような存在です。人間かどうかもわかりませんが、間接的に生存者たちに感情を伝えたり支援を送ることができるようです。星座たちが送る支援物資はコインで支給され、生存者たちはそのコインを使って自身のステータスを強化したり、何かアイテムを購入したりすることができます。(端的にに言うとYoutuberが生存者で、投げ銭するチャンネル登録者が星座みたいなイメージが近いです。)

さらに、生存者は「後見星の選択」という機能を使って特定の星座を氏名することができます。氏名された星座と生存者間で契約を結ぶと、生存者はその星座の「化身」と呼ばれるようになります。星座にも人格があり神格だったり、歴史上の人物だったり、過去の武人だったりします。そして何かしらの特殊能力があったりします。星座に認められることで化身自身も「聖痕」とよばれる特殊なスキルを習得し使用することができるようになります。星座にも等級があり上下関係もあるようで、強い星座もいれば弱い星座も存在し、温和な星座もいれば残虐な星座もいます。ちなみに、星座は一人つき1回しか選択することができないので、星座選びは化身にとって重要な選択になります。

つまり、滅生法の世界の生存者達は自分のスキルや特性を活かしながら特定の星座から寵愛を受け、成長する事で「メインシナリオ」のクリアを目指すことができます。

キム・ドクシャだけが「滅生法」の最終話までの内容を知っているので、星座たちとの関係性をうまく活用し、効率よく成長しながらメインシナリオを挑戦するのですが、一人の力ではクリアするのはなかなか難しく様々な登場人物と協力しながらシナリオを進めていきます。「滅生法」には魅力的な登場人物が数多く登場します。現実世界の生存者であったり、小説の中の登場人物であったり…その中でひときわ癖のある登場人物の一人が「滅生法の世界の主人公:ユ・ジュンヒョク」です。

「滅生法」の中の主人公ということは「小説の中の主人公」です。この主人公は「回帰者」という特性を持っていて、死ぬと世界を最初からやり直す(回帰)ことができます。死んでもやりなおせるからという事もありとんでもなく無茶な行動をとり、弱者や裏切り者となり得るような人物をすぐ切り捨てるような冷酷な性格をしています。そして、小説の登場人物ではないキム・ドクシャたちは、この主人公が死んで最初に回帰してしまうと、自分たちの存在がどうなってしまうか分からないので死なせないようにしなければなりません。なのでもう毎回しっちゃかめっちゃかになります。

登場人物の詳細

ー キム・ドクシャ

地方の三流大学を卒業後、大企業の系列の契約社員で平凡なサラリーマン。「滅亡した世界で生き残る3つの方法」というファンタジー小説を10年間読み続け、最終話を読み終えたあと、滅生法の世界と現実の世界が繋がってしまっていることにいち早く気づき、滅亡した世界で生き残る方法を実践していく。

小説を最後まで読んでいて且つ小説の作者から小説のテキストファイルをもらっている。

所有スキル効果
全知的な読者の視点<特性>相手の特性やスキルが見える

ー ユ・ジュンヒョク

「滅生法」の主人公。死ぬと回帰することができる(物語の最初に戻る)特性を持ち、作中では3回回帰している。(2回死んでいる)なので、人間を「部下」と「敵」の2種類に分け、すぐ人を殺そうとする。

回帰者なので未来で何が起こるのかを知っているが今までの回帰では登場していなかったイレギュラーな存在のドクシャを警戒している。

所有スキル・特性効果
回帰者<特性>死ぬと回帰する(物語の最初に戻る)
プロゲーマー<特性>不明
賢者の目<スキル>嘘を見破れる
戦闘系のスキルを大体所持つよい

ユ・サンア

キム・ドクシャと同じ会社で働く美しい女性。キム・ドクシャと同じ電車に乗っていたため滅生法の世界で生存する。真面目で語学能力に長けている。

後に星座「オリンポスの神々」の化身となり戦闘面でもめちゃくちゃ強くなる。

イ・ヒョンソン

韓国の陸軍中尉で「滅生法」主要キャラの一人。やさしい性格をしているが「鋼鉄剣帝」という異名をもち、後の物語では一撃の攻撃では最強と言われる。

キム・ドクシャから「ヘラクレスの盾」を贈られ、メイン盾として奮闘する。

イ・ギリョン

キム・ドクシャ、ユ・サンアとともに電車に乗り合わせ生存した少年。

「昆虫収集家」という特性があり昆虫と会話できる。後にその才能を開花させ、蟲王種を従わせることができる「ロード」の特性を合わせ持つ。

シン・ユスン

メインシナリオ4からキム・ドクシャと行動をともにするようになった少女。

一見どこにでもいる少女だが、数奇な運命を背負っており、獣やモンスターを従わせることができる「ロード」の特性を持つ。

シン・ユスンは小説の登場人物で元々は41回目の回帰した世界のユ・ジュンヒョクの仲間。しかし、ジュンヒョクの計画のために迷宮を数千年さまようことになってしまう。その数千年の時が彼女の精神を破壊してしまい最終的に自決してしまう。後にソウルを滅亡させる厄災の一人「氾濫の災い」として復活してし、キム・ドクシャたちのいる3回目の世界にボスモンスターとして登場する。

なので、100話の時点では子供のシン・ユスンと世界を滅亡させる災いとなった大人のシン・ユスンの2人が同じ世界に存在する。

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